セーラー万年筆の万年筆用インクストーリア。ついに購入しました。spotlightの黄色。

ISOT日本文具大賞でも話題になっていますが、そもそもなぜ話題になっているのか。 

これが顔料インクだから。

万年筆のインクは多くが染料インク。色バリエーションが豊富で粒子が小さいため万年筆がつまりにくい。

一方で水、光に弱く、退色しやすい。

セーラー万年筆にはこれまで青墨と極黒という二色がありましたが、今回のストーリアは全8色。

水にも光にも強いピンクやグリーン、パープルなどがずらり。
染料インクとは違うはっきりとした発色も気持ち良いです。

パッケージも

 くしゃくしゃっとした紙に包まれているのがなんだかかわいらしい。
  瓶の口は大きく上から見るとこんな感じ。
サツマイモみたいで美味しそうだなと思ってしまいました。
そしてこの濃さ、絵の具のようです。ここ最近ずっと万年筆用のみずみずしいインクばかりをつかっていたのでこの発色に見惚れました。

万年筆はこちらにしました。 
 セーラー万年筆のプロフィットジュニア。コンバーター(インクの吸い上げ器)は別売。
顔料インクを別メーカーの軸に入れるのはこわいので、セーラーの万年筆、どれに入れようかなと悩んでいました。
(顔料インクは万年筆のインクに多い染料タイプより粒子が大きく詰まりやすい)

そんな時に文具店でストーリアはこれで使って!というような陳列がされていたのでそこにあったストーリアとプロフィットジュニアとコンバーターを全部購入しました。

 この色に魅せられました。吸入している時にものすごく写真を撮りたくなりました。眩しい! 

 セーラー万年筆の碇マークがペン先に見えます。

  ティッシュまでも鮮やかになりました。

もちろんつけペンで保存も忘れずに。

  私は単語帳を使ってインクリストを作成しているので(詳細はこちら)今回も単語帳に書きまた。

 この写真を見てもわかると思いますが、文字を書くには、、、spotlightは見にくい!

見にくいので、見られたくないことを書くにはちょうどいいと思います。
電車の中などなんとなく人の目が気になるところでは見にくいインクが安心感ありませんか?
なかなかこのボトル一つ30mlを使いきるには目がちかちかしそうですが、アンダーラインやチェックなどに使っていきます。 

ストーリアをご利用になる方、くれぐれもメーカー指定でない万年筆を使わないようにしてください。インク詰まりの原因にもなりますのでご注意くださいませ。

※当サイトはすべての写真の無断転載をお断りしています。

投稿者

MISATO KAN

文具ソムリエール。毎日の生活をちょっと楽しくする文房具を紹介します。
コラム連載中「日経MJ」他多数
~メディア出演履歴~
GetNavi、日経woman、日本テレビ「ヒルナンデス!」他