コクヨデザインアワード2017。
過去にはカドケシや和ごむなどが商品化されたデザインコンペの授賞式に行ってきました。
ユーザーからデザイン公募をするのですが、今年は1326点の応募の中から選ばれた4作品が発表されました。
会場はこんな感じ。
にぎわってました。
コクヨのアワード、とのことですが、グランプリがまさかの食べ物!
こちらがグランプリの「食べようぐ eatool」 にょっき
食べ物でしたので、私はノミネート作品の中で気になった文房具をご紹介です。
「かきごむ」ぷらばんばん
消すための文房具である消しゴムを書く道具にしたもの。
指でこすれば消せるので書く場所を選ばず書けるそうです。
(展示品には触れなかったので書き心地や実際に消してみることはできませんでした)
成分にはホタテ貝が入っているというお話しもあり、実際に書いてみたかった!
「にっきのばんそうこう」New Jersey
見ての通り日記に貼る絆創膏。
毎日いいことだけじゃない、見返したくないことを絆創膏で隠しておく、というもの。
シールになっているとのことです。
貼ってみたかった!
日記って、よくなかったこともあるけれど落ち込んでいるときにそれを見ると思い出してまた落ち込んでしまうのでこの絆創膏、本当にほしいです。
商品化までは日記に絆創膏貼っておきます。
小さな擦り傷も痛いことはありますしね。
「引き合う文具」古館壮真
磁力を持った文房具。
鉛筆、消しゴム、シャープペンシル、替え芯、ペン、定規があったそうですが、なにせ触れないので持ってみたかったです。
審査員の方々のトークイベントではぱちっぱちっと文房具がくっつく感触がよかったとのこと。
「汚れの向こう側」the authentic design
ワインやケチャップなど、汚れが服についた時に取れないとそれですてなきゃならなかったりしますが、そこに模様を書き足せば……
捨てるかもしれなかったものがペンで書き足して寿命が伸びるというのが素敵だなと思いました。
ノミネート作品10点の中ではこの三つが気になりました。
全てが触れなかったのでどんな感触なのか知りたかったです……。
2018.1.18.
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【連載】
価格ドットコム 文具ソムリエール・菅未里と色物文具ライター・きだてたくの文房具対談