オリジナル名刺を作る方が増えているらしいと小耳に挟みました。
何を隠そう私も個人名刺所持者です。
会社に勤めていて会社の名刺はあるけれど、朝活などのプライベートな時間で交換するのが個人名刺だそうです。
私は特に文房具関連のイベントに参加するので凝った名刺の方がたくさんいます。
私も最初は会社の名刺しかなかったのですが、仕事の連絡先がわからないとのことで名刺を作ることに決めました。
つくりたい!と思ったのではなくて必要に迫られて作ったのでもっと華やかに!もっと個性的に!という希望はありませんでしたが
1.シンプル
2.通常の名刺より大きくならない
この二点は守りました。
1は伝えたいことを盛り込みすぎて結局何がいいたいのかわからなくなってしまうため。
キャッチフレーズはいいですが、座右の銘などは名刺ではなく心に刻んでおきましょう。
2は大きい名刺は名刺交換をした際、相手の名刺入れに入らず困らせてしまうため。
特に大規模な会合で名刺交換をした時に名刺に入らずじずっと手にもたせるのは申し訳ないですよね。
二点以外に多くの方と名刺交換をして気づいたことは「名刺の素材は不透明がいい」ということ。
透けた素材の名刺はとってもおしゃれで素敵なのですが、両面に名刺が入る名刺フォルダに入れると裏にいれた他の方の内容がうつってよく見えなくなります。。。
名刺交換の場ではスケルトンの名刺は珍しくて印象に残りますのでひとつの手でもありますね。
さて、では不透明の素材といってもどんなものが?
紙でもたくさんの種類がありますので紙のサンプルは選んでから作りましょう。
ネットの名刺作成でも紙サンプルを送ってもらえるところにするといいでしょう。
いろいろ言いましたが、今回私も個人名刺を初めて作ったので改善点があります。
まず、ふりがなをふらなかったこと。
私の名前は「菅 未里」と書きますが、読み方は「かん みさと」です。
「すが あかり」と読まれることがよくあります。
次はふりがなふります。。
読みが特殊だったりよく間違われる方はふりがなお忘れなきよう。。
次に小さくしすぎたこと。
シンプルにするという目的のため正方形にしたのですが、一般的な名刺のファイルに保存しようと入れてみると抜け落ちてしまうのです。
大きすぎると入らないし、小さすぎると抜け落ちてしまう。
ちなみによかった点は「活版印刷」にしたこと。
活版印刷とは活字を組み合わせて作った版で印刷するもの、、、、ってなんだかわからないですね。
いわゆる印刷はパソコンのデータを反映してインクを吹き付けますが活版は「A」という文字が書いてある板を「B」という板と組み合わせて「AB」という印刷面をつくります。
板が必要でいちいち組み合わせてインクをつけて刷って終わったら板からインクを落とすという面倒な工程があるのです。
お察しの通り、手間がかかるため値段も一般的な名刺を刷るよりかかります。
ではなぜ活版印刷にしたのか。
かっこういいから。
いえ、正確には会社の先輩(文房具好き)が「活版印刷はかっこういい」と言っていたから。
私に活版印刷のよさはわからなかったのですが、かっこういいならやってみようと思い、ハグルマ封筒のネットでお試し価格活版印刷名刺を発見。オーダーしました。
実際触ってみると凹凸があって触り心地がいい。
そして文房具好きには「活版好き」が多いらしく、気づく方は活版印刷とすぐにわかる。
「うわ!活版印刷!凝ってる!」と言われるとふふん♪と鼻高々。
先輩ありがとうございます。笑
これから名刺を作る方、 ぜひこだわって楽しんでつくってくださいね!