
私、実はフリクションボールペンが苦手です。
ラバー部分がどうしても好きになれません。
そして書いた時のインクの薄さも気になります。
そうは言っても、消せるボールペンというのはとても便利で、消しゴムのゴミが出ないという点も素晴らしい。
使い勝手がいいので、仕方なく使っていました。
しかし、文具ソムリエールとして、愛していない文房具を使うのはやはり納得がいかない!
というわけで、フリクションボールペンを愛そう運動を一週間ほど前からひっそりと行っていました。
まずは私が最も好まない、ラバー部分にキャップがついた高級ラインを購入。
こちら。
フリクションビズ ¥3000(税抜)
二色ボールペンタイプ。
フリクションノックビズ ¥2000(税別)
単色ボールペンタイプ。
どちらも高級感のある外見。
革の手帳と並べても違和感のない落ち着いた佇まい。
キャップがついていたら文字を消す時に邪魔ではないかと心配していたのですが、私は頻繁に消さないので不便さを感じませんでした。
(頻繁に消さないということをこのキャップ付きフリクションを使うまで気づきませんでした)
私は今まで、フリクションボール3(三色ボールペンタイプ)も購入したことがありますが、ラバー部分が取れてなくなってしまうという事態に二回ほど見舞われて使用を断念しました。いちいち買うのが面倒くさい。
そして今回も懸念していたキャップパーツの行方不明が起こりました。
フリクションノックビズのラバーキャップがワイシャツにさしておいたところ3時間ほどでキャップのみ行方不明になっていました。
ペンケースに入れておけばよかったものを、、、と後悔しましたが、ビズは同じように持ち歩いていてもキャップはなくなりませんでした。
なぜだろうと不思議に思ってキャップを確認してみると。。。
ノックビズ
ビズ
この違いわかりますか?
キャップをとりつけるところにビズのほうには黒いゴムの輪がついているんです。
あれ?これどこかで見た記憶がありますね。
そう、先日ご紹介したLAMYのspritシャープの先端パーツにもこの黒いゴムがついていました。
そこでふと思い出したのです。
フリクションを販売しているパイロット社の多機能ペン「リッジ」のキャップにもついていた…!
どうりで行方不明にならないわけだと感心しました。
そして二つ目のインクの薄さ。
どうしても線が二つに割れてしまい、これがフリクション離れをさせるもうひとつの原因だったのですが、これを克服しました。
上段が速く書いた時。
下段が落ち着いてゆっくり書いた時。
同じ悩みを持っているかたは書く速度をゆるめるとかすれが気にならなくなるかもしれません。
(使用している紙との相性など他にも原因は考えられます)
こうしてキャップの不恰好さとインクのかすれを克服した私は快適フリクションライフを送っています。
最近気になるのはフリクションのラバーが黄色くなってる方。
なぜあそこまで黄色くなってしまうのか?
パイロットさんに聞きたい!
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