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コクヨ キャンパスノート A罫 100枚綴り ノー10A
(写真は40枚タイプ)
佐藤優さんの「読書の技法」東洋経済にはカラーでコクヨのキャンパスノートが登場します。
元外務省主任分析官の作家さんでいかにも切れ者という風貌。
なんだかキャンパスノート使ったら切れ者になれそうな気がしてしまうのはミーハーな性格のせいです。
この本では月平均300冊、多い月は500冊以上を読むという氏の読書方法が披露されています。
ノートに本の重要箇所を書き抜くそうで、そこで活躍するのがキャンパスノート。
本の最初数ページがカラーで氏の普段使い文房具が登場。
中には黒クリップのイエローサファリも。
今回注目したキャンパスノートはデザインを変えて現在は6代目。
学習ノートとして1975年に発売開始となり今では文房具屋さんに必ずあるノートにまでなりました。
頑丈さをうたうこのノートは中の紙一枚にペットボトルを吊るしてどのくらいの重さに耐えられるか強度実験を行い、なんと20kgまで耐えられたそうです。そう聞くと引き裂いてみたくなりますね。
また「コクヨのキャンパスノート」といえば前にビジネス雑誌にもその変わった海外戦略で話題になりました。
中国ではキャンパス(campus)そっくりのgambolというノートが圧倒的な知名度を誇っているそうで、その見た目はcampusそっくり。
gambolを製造した会社がcampusに憧れて作ったもので、偽物なのですがコクヨはそのgambolも作っているんです。
中国の偽物品を撲滅するのではなくgambolを作っていた会社から業務譲渡をして中国国内の販路と生産設備を手に入れcampusとgambol両方をいかしている。
日本製品不買運動がおこってもgambolは売り上げを落とすことなく乗り切ったそうですし、生存競争をするだけが道ではないのだなと思いました。
そんな話題のつきないキャンパスノート。
このゴールデンウィークは読書はじめにキャンパスノートを見直してみてはいかがでしょう。