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美術館のお土産。
ラファエロロールメモ。

裏は無地です。

どう使えばいいのかまるで謎な一品。
ですがプリントも綺麗でなかなか素敵な一品。
美術館系文房具、私は好きで見つけたらすぐ買ってしまいます。
そしてなかなか使えない。

ラファエロメモに話を戻しますが、こちらのラファエロって・・・?
イタリアの画家でレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶ三代芸術家の一人。

一枚切り取られているメモは
「ベルナルド・ドヴィーツィ枢機卿の肖像」1516~1517年
ラファエロと親しかった人物だそうです。

画集が自宅にあったので読んでみたのですが。
「ミケランジェロとの対立」「手本としてのラファエロ」という項目がおもしろかったです。
ミケランジェロの激烈さとラファエロの上品さ。
ラファエロよりもミケランジェロの方が優位なのか。
ここではラファエロがフィレンツェでダヴィンチやミケランジェロを積極的に研究し、裸体画ではミケランジェロの完成度に達しないと悟ったためいろいろなものをかきわける能力をのばした、との記述も。
芸術に関して恵まれた環境で生まれたラファエロも努力なしでは国を時代をまたいで語り継がれることはなかったんだろうなと思いました。

私は絵に関して詳しくはないですし、今は亡き人の歴史については諸説あるでしょう。
詳しくは専門の方の解説を読んでください。
話は脱線しましたが美術館系文房具の魅力はこういう美術品への興味をわかせてくれる、、、ところなのかも。笑

ちなみに今回の画集はラファエロ展覧会2013で販売されていたものです。

投稿者

MISATO KAN

文具ソムリエール。毎日の生活をちょっと楽しくする文房具を紹介します。
コラム連載中「日経MJ」他多数
~メディア出演履歴~
GetNavi、日経woman、日本テレビ「ヒルナンデス!」他