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限定一万本。プラチナ万年筆から発売されている早川式繰出鉛筆。
雑誌「趣味の文房具」の清水編集長がヤード・オ・レッドのペンシルを使っていたことに影響されて購入しました。

こちらのシャープペンは復刻モデルとのことですが、元は1915年、なんと大正4年につくられた物。
当時15本だけつくられた繰り出し鉛筆のうちの天部の精巧なかざりリングが特徴の一本を再現したそうです。
天部とはこの部分。

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ちなみにつくった方は、、、現在のシャープ株式会社創始者の早川徳次氏。
簪などの金属加工をするかざり職人さんだったのですね。
シャープが始めてつくったのは、シャープペンなんです。

ちなみにシャープペンはエバー・レディー・シャープ・ペンシル(常備芯尖鉛筆)の略。
それまであったセルロイド製に代わり、実用に耐える金属製を生み出し、欧米で人気となり輸出を拡大したのだとか。
日本の文房具は昔から海外で評価されていたのですね。

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元祖シャープペンは1.13mmだそうですが、こちらは0.5mm。
22.3gと重量感があります。
回転繰り出し式でチッチッと芯が出てくる音が時計の秒針のようで落ち着きます。

写真でうまくとれなかったのですが、ボディに繊細な波柄というのでしょうか、柄が入っていて、そっと撫でたくなります。うふふ。

私は4B芯を入れてつかっていますが本体の重さに負けて芯の減りが早い気がするので、もう少し硬度を上げる予定です。
ペンシルは芯の硬度で使い心地が激変しますので物にあった硬度を探してつかってくださいね!

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投稿者

MISATO KAN

文具ソムリエール。毎日の生活をちょっと楽しくする文房具を紹介します。
コラム連載中「日経MJ」他多数
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GetNavi、日経woman、日本テレビ「ヒルナンデス!」他