2017年6月の話ですが、ドイツにあるステッドラー本社・工場に伺いました。
6月のドイツでしたが猛暑ということで30度越え。
雲一つない青空の中行ってまいりました。

工場はこちら。以前はファーバーカステルの工場としても稼働していたとのことですが現在はステッドラーの専用工場。
1日200万本以上を生産しているんだとか。

別の角度、遠くから見ると……鉛筆がちらり。

実はこの鉛筆、鉛筆工場にある煙突です。

ステッドラーの「トラディション」鉛筆柄の煙突です。かわいい。

工場では鉛筆が作られていたりしましたが、基本的に撮影NGで物流倉庫だけは撮影OKでした。
す、すごい……ここからヨーロッパやアジアなどにステッドラー製品が送られていきます。

本社はまた別の場所でしたが、こんな展示室も。

壁にはポスターや歴代マルスヘッドの変化など。

展示室の中には……

貴重な資料も

レトロな販売什器まで!かっこいい!!

こ、これは…なんと1600年代の鉛筆制作風景。
大きなのこぎりを足で挟んでいます。

す、すごい。木くずまでリアル。

日本でも以前このコスチュームで店舗実演をしたこともあるんだとか。見てみたい!

昔の鉛筆の材料もリアルに展示されています。



棒状の黒鉛を木の板の間に挟んで、糸で巻いて作っていたという…上の写真が下の写真のようになります。

各部屋にはステッドラー製品の名前がついていたのも面白かった!
「Lumocolor」や

「triplus」など。

本社ではお食事もいただきましたが、ステッドラーカラーのナプキンや

マルスヘッドのお砂糖など。おしゃれ!

工場、本社は一般公開されていないので見ることができませんが、勉強になることがたくさん。
日本で展示室があったり、この展示室が丸ごと日本で見られたらいいのに!と思っています。

2018/8/24

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投稿者

MISATO KAN

文具ソムリエール。毎日の生活をちょっと楽しくする文房具を紹介します。
コラム連載中「日経MJ」他多数
~メディア出演履歴~
GetNavi、日経woman、日本テレビ「ヒルナンデス!」他